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新宿は好きだ。

この街はエキサイティングだよ、やっぱり。

渋谷も、青山も、六本木も、横浜も、街自体が生きてる感じが希薄だけれど、新宿は呼吸している。アジアの躍動感を感じる。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (100TMX)



向こうに見えるトロンボーンのお兄さんが、なかなかいい動きをしていたので撮りたかったんだけど・・・急に真ん前に立たれたんで、ついピントを手前に持ってきちゃった。ついだよ、つい。

今、改めて見てみると、これ、New F-1だなあ。渋いね!裏蓋にパーマセル(?)貼り付けて、メモみたいなことが書かれているあたり、やっぱ写真学校の生徒さんかね?帽子もソレっぽいしね。

顔は見なかった。僕も忙しいんで。

それにしても数日前のドレッドヘアーとカブるなあ、構図的に。まあ、いいか。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (100TMX)



時々、僕が写真に撮った名前も知らぬ人たちは、今ごろどこで何をやっているのだろうか?と思うことがある。いや、「思う」どころじゃなくて「心配」と呼ぶのがこれは相応しい。

それが1/500秒とか1/125秒とかの刹那であっても、少なくとも僕にとってそれはRelationだからだ。

身勝手な話だ。
Leica IIIb + Summitar 5cm F2 (100TMX)



焦点距離50mm、画角45度の中の愛。

男は傘を持ち、女の顔を覗き込む。女は真っ直ぐ前を見ている。

完璧だな、この二人は。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (Tri-X)



突然の雨。だけど何故かみんな傘を持っていて、濡れネズミのようになっているのは自分だけ。

もう慣れましたけどね。ええ、いつものことです。

軒先から軒先へ、小走りに移動してそこでしばらく小休止。雨の中をぐいぐい行くよりは、雨宿りする方が好きなんですよ、僕は。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (Tri-X)



そんなとこで居眠りしていると、頭のおかしな男に写真撮られちゃいますよぉ。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (Tri-X)



たまにはカメラのことでも。

ライカM3というカメラを今年の4月の初めに買った。僕はM型ライカなんて全然興味が無くて(だから今まで触る機会はなかった)、ライカならバルナックが最高!と実際にIIIbというモデルを使いながら思っていた。いや、それは今でも変わってないんだけど。

で、僕のようなカメラの使い方なら高速シャッターなんて要らない(馬が障害を飛び越えている瞬間だの、噴水の水が玉になっているところなんて撮らないし)し、スローも要らない。二つのファインダー覗き穴が2cmも離れてたって全然構わない。もっとシンプルに行こうよ!ということでII(D)というモデルを買いに行ったのだけど、何故かM3とズミクロンを抱えて帰ってきた。

M3といえば手の込んだファインダーが有名で、ありとあらゆる人たちがそのことを褒めまくっている。そんな中で自分もそのファインダーに惹かれたなんて白状するのは癪なんだけど、本当のことなんだから仕方が無い。半信半疑で覗いて、「おおーっ」って思ってしまった。明るくて、大きくて、二重像が合致する時なんて、「ガッチャン!」って音がするようだった。

だめだ、欲しい。

これを世間では「衝動」と呼び、人間の基本的な行動原理はすべてこの「衝動」で説明がつくのであって、人間としての存在意義に根ざした原理主義的な購買の形態を「衝動買い」と定義づけるのであれば、人間としての私はここで人類の尊厳と誇りをもって、今、このカメラを買わなければならない!という、要するに「いつものアレ」が頭の中を駆け巡り・・・

バルナックを使い慣れた感覚からすると、これでもちょっとデカくて重いな、と感じたりもするけれど、やっぱりいいカメラだなあと、使えば使うほどに思うのであった。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (100TMX)



かのブレッソンは、今はもう写真なんか撮ってなくて絵ばっかり描いているようだが、写真が上手な人は絵も上手いのだろうか。逆に絵が上手い人は写真も上手か?

こんなところで自分の実母の話を持ち出すのは気が引けるのだけれど、ウチの母親はアマチュアの絵描きだ。なんか絵を描いているなあ、とは思っていたけれど、年に1〜2回、画廊で個展を開いて、たまにはそこに展示した作品が売れることもある、という話をこの間初めて聞いてビックリした。

見ると確かに「うーむ」と唸ってしまうようなのがある。コイツに写真を撮らせたらどんな写真を撮るのか、非常に興味があるのだけれど、今のところ本人はカメラなんてまったく興味無いみたいである。

ちなみに、カメラの祖先である「カメラオブスキュラ」は、元々は絵を描くための道具だったとか。
Leica M3 + Summicron 5cm F2 (Tri-X)



外を出歩いている時に、携帯電話の電池が無くなって無用の長物と化した途端、自分と世間を繋ぐリンケージが全て取り払われたような不安、とまでは言わないけれど、妙なケツの座りの悪さを覚える。僕は「携帯電話なんて絶対に持たないゾ!」と、最後まで言っていた一人であるけれど、そんな今の自分が情けないというよりは、この道具の偉大さに改めて感心してしまうのである。

そうそう。

M3買った時に一緒に購入しときゃよかったんだけど、なんか買いそびれていたL-Mマウント変換リングをやっと手に入れた。これでライカIIIbにネジこんでいるスクリューマウントのレンズがM3でも使えるようになった。資産は有効活用しないとね。
Leica M3 + Summitar 5cm F2 (Tri-X)



絵を描く人。

僕には珍しく「写真を撮らせてください」とお願いした(つまりそれは至近距離から顔を撮らせてくれ、という意味だ)のだけれど、最初はきょとんとして目が点になり、次に顔が真っ赤になって下を向いてしまい、次に大げさなジェスチャーつきで「ああ〜もうホントにごめんなさいダメなんですあたしそういうのあわわわ」を3回繰り返す。

別に「結婚してくれ」と言ったわけじゃないんだから、そんなにビックリしなくても。

「分かりました、じゃ、撮るのは諦めますね」と言った途端に安心したのか、僕のカメラについて色々と質問してきたので、なんとなく絵と写真の共通性(のような)話をしばらくした。

でもごめんね、おばさん。声をかける前に既に1枚撮っていたんです。
Leica M3 + Summitar 5cm F2 (Tri-X)


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