LinksTOPGallery Index

Gallery47

Prev. <- -> Next




Nikon F2 + Nikkor 28mm F3.5 (TX)


いつだって、僕が知りたいのはその人の神髄です。逆の言い方をすると、それ以外のことはどうだっていいのです。




Leica M5 + Topcor 5cm F2 (TX)


相当に古い建物だから、近い将来に無くなってしまうのだろうな。ここには若気の至りとでも呼ぶべき若干の思い出があって、今でも前を通ると少しドキドキする。改めて言うまでもなく、人間の記憶というのは場所との関係性が極めて強いものだから、その場所が無くなってしまうのはやはり悲しいことだ。あの晩の月のことは覚えていない。覚えているのは、このアパートの暗い廊下の匂いだけ。




PLAUBEL makina67 / Nikkor 80mm F2.8 (TX)


「あれもこれも」ではもう幸せになれないことは、ずいぶん前から分かっている。「幸せ」という言い方がオーバーなら、単に「気分よく毎日を送ること」でもいい。部屋も、スケジュール表も、アタマの中も、よく見たら余計なものだらけじゃんよ。そういうものに時間とエネルギーを使い、神経をすり減らしている。

だから捨てる。どんどん捨てる。しかし、捨てても捨てても追いつかない。

「何をするか」を決めることは、「何をしないか」を定義することでもある。もはや取捨選択のモードではない。そんなことすら必要ない。最初からシャットアウトだよ。

パッと手を離す。大事なものを失ったように見えるかも知れない。あるいは自分だけが取り残されたように見えるかも知れない。しかしそれは悲嘆や不安ではなく、実は安堵だったりしないか。




Rollei35 / Tessar 40mm F3.5 (TX)


人並みに休みがとれたゴールデンウィークもあっという間に終わり。考えてみたら、1回もシャッターを切ってない。まぁ連日この快晴じゃあ、写欲など湧き起こる筈がないというものです。今計画している旅は、曇り空が似合うところに行きたい。やはり自分の原点は寂しい景色なんだよな。秋か冬まで待った方がよいかな。

本日、写真を2点発送。行き先は那覇と岡山。お礼はきっちりする主義ですが、それが3ヶ月も経ってからという点は猛省の必要あり。申し訳ありません。お心当たりある方はしばしお待ちを。




Zenza BRONICA S2 + Nikkor 75mm F2.8 (TX)


「パンツを捨てる旅研究会」(略称:パ捨研)を立ち上げようと思う。ただし、パンツを捨てるような旅は絶対に一人旅でなければならないので、研究会といっても一緒に旅に出たりはしない。せいぜい半年に一回、「総会」を開いて、上手なパンツの捨て方について意見交換をするぐらいが関の山だね。

とりあえずゴムが伸びたり、すり切れたパンツも大事にとっておく。それが活動の第一歩。

え?写真の右にある黒っぽい部分は何かって?それは現像の失敗だと思うよ。たぶんね。パンツと関係ない質問すんなや。




Leica M5 + Elmar 5cm F3.5 (TMY-2)


エルマー5cmは好きなので今までに何本も買ったが、その中ではこれを写したエルマーが一番古い。ニッケル仕上げで、もちろんスクリューマウントなんだけど、距離計連動ではない。つまり、C型の時代にA型についていたものを取り外してスクリューマウント化したものと思う。ちなみにボディ側シリアル下3桁の刻印は無かったから、規格化されてからの仕事だろう。

と、ここまで読んで色めき立つ御仁がいるかも知れないけど、残念ながら旧エルマーではなかった。そんなに簡単には見つからんよ、ゲルツ製ガラス。

写りがなんか古臭いのはレンズのせいではなくて、これを撮影した群馬県桐生市という土地柄のせいだと思われる。ガチャガチャうるせえ町より、このぐらい眠りこけた町の方が好みだ。また行きたい。




HASSELBLAD 503CX + Planar 80mm F2.8 (TX)







PLAUBEL makina67 / Nikkor 80mm F2.8 (TX)


盲目的に愛するということがあるでしょう。あるいは、かつてあったでしょう。その愛が盲目的であるがゆえに、「愛する理由」を無理矢理こじつけたり、敢えて距離をおいたりしたでしょう。そして盲目的な愛であるがゆえに、別れるという決断をしたことがあるでしょう。

残念ながら、僕がこれからしようとしているのはカメラの話なんだけどね。

3月の終わり頃、僕はライカ関連の機材を全部売りに出した。この「ライカというシステム、または世界」になぜか急にウンザリして、しかし決して発作的ではなく、一ヶ月間考え抜いた末にそうした。それに写真展の負債が嵩んでいるという、やたら現実的な問題もあったから、カネの問題から早いとこ解放されたいという気持ちも強かった。それにはライカを換金するのが一番手っ取り早い。

それなりの高値で売れそうなものは委託に出し、それ以外は買い取ってもらった。委託に出したものは順調に売れた。まとまった金額が口座に振り込まれ、晴れて負債はゼロになった。実にすっきりした。

といっても写真をやめるワケじゃないから、依然として手元に信頼のおけるカメラが必要だ。その「お相手」としてマキナを残した。カメラとしての性格はかなり違うけれど、僕にとっては対等にライカの向こうを張れる、実によく出来たカメラだ。何の問題も無い筈だった。たった一つの見込み違いを除けば。

今日はここまで。続きはまた次回。




Leica M5 + Canon 35mm F1.5 (TX)


たった一つの見込み違いというのはつまり、一つだけ売れ残ったということ。そして、それが一番売れ残って欲しくなかったものだったということ。

売れ残ったのはM5。

分かりますかね?「一番売れ残って欲しくなかった」という、この逆接が。

コイツが売れれば堅気に戻れるんじゃないかと本気で思っていた。だからマップの店員が「これぐらいで行けると思いますよぉ」とアドバイスしてくれた値段より、さらに2割下げた。コイツだけは絶対に売れ残っちゃいけねぇと思って。

要するに一番好きなのよ。自分にとって一番特別なライカなのよ。

だけどこれだけが残った。不思議なもんだねぇ。

マップの場合、一度委託に出したら1ヶ月間は価格変更も引き揚げも出来ない。毎日webで売れ行きをチェックして、いよいよM5だけになって、「何とか売れてくれぃ」と念じていたのは3週間目まで。最後の一週間は「どうか売れませんように」と神様にお願いしている自分がいた。そしてちょうど1ヶ月が経過したその日にマップに電話して、引き揚げる旨を伝えた。心の底からホッとした。

こういうのを盲目的な愛と言わずに何と言うよ?




HASSELBLAD 503CX + Planar 80mm F2.8 (TX)






Prev. <- -> Next

LinksTOPGallery Index

inserted by FC2 system